学校名
鳥取県琴浦町立八橋小学校
授業者
谷田 健司
単元名
レッツ八橋探検隊
事例タイトル
琴浦町のすばらしさを伝えるデジタルパンフレットをつくろう
学習の目標・ねらい
- 伝える相手意識をもち、琴浦町を元気にするデジタルパンフレットにまとめることができる。
- 自分たちの得た情報を、目的に合わせて整理・分析、まとめ・表現することができる。
単元の学習の概要
- 「主な学習活動」
本学級児童は、1学期に3年社会科「琴浦町の様子」の学習で、琴浦町の土地活用や特徴について学んだ。また、総合的な学習の時間では、社会の学習と関連付けながら琴浦町の良さは何かを考える活動を行った。児童は、琴浦町の良さを調べて、全校児童や保護者、転校した友達、琴浦町内外の人たちへ伝えたいという気持ちを持ち始めていた。
2学期に琴浦町八橋地区にある文化財や祭り、お店などを調査する中で、それらに関わる方の工夫や努力や守り受け継ぐ方の思いや願いを知り、全校児童や保護者や他の地域の方に地域の魅力として情報発信した。
3学期は、調査したことをもとに「琴浦町デジタルパンフレット」を作成し、琴浦町観光協会に協力していただき、観光パンフレットとリンクさせ、琴浦町内外の人たちに情報発信する活動を行った。
- 「教師の配慮と工夫」
本実践を通して、地域に対する愛着や自らがよりよい社会の形成の一員として、地域の発展に主体的にかかわろうとする心情を養いたいと考えた。
地域の魅力を情報発信する「デジタルパンフレット」づくりは、自分たちが知っている八橋の良さや体験を通して学んだことを発信する活動の中に、正しい情報だったか、よりよい伝えた方だったかなど、他者から評価をもらい、改善する活動を繰り返し仕組んだ。
保護者や上級生、地域の保存会の方、商店の社長、観光協会など様々な方にお世話になりながら実践を行った。
コラボノートEX活用のポイント
- コラボノートで作成することで、子ども同士が協働的に学べる。
- 学校だけではなく、家庭学習でも作成することができる。
- お互いの作品をもらうことで、他のグループの良さを参考にして、ともに高め合うことができる。
- 写真、文章、ペン入力、外部リンクなどコラボノートを通じて、子どもたちが求める多様な表現方法が可能である。
活動の様子
コラボノートEXの画面
八橋城は八橋のまちをいっしょうけんめい守っていた
小泉八雲さんが来て有名になった
一年中幸せになれる御幸祭
今も変わらない味のふろしきまんじゅう
琴浦の食べ物がぎっちり入った人気のあごカツカレーバーガー
たくさんの人に美味しい牛乳をたくさんとどけたい
子どもたちの反応と感想
- 班活動でもありながら、一人一人の意見もしっかり残せるため、発表へのハードルが下がり、意見交流が活発になった。
- みんなが同時に同じ用紙に意見を記録することが可能になり、他の人の意見を参考にするなど、学び合うことができるようになった。
- 個人の意見をすぐに共有できる点、文字や付箋の大きさを変更するなど見やすく整理しやすい点で、これまでの学習よりも効果的に班活動が実施できるようになった。
この実践の単元略案について
この実践の詳しい内容を希望する先生にはメールの貼付ファイル(PDF)で送信いたします。「お問い合わせ」から、詳細内容に『「小3年:総合「琴浦町のすばらしさを伝えるデジタルパンフレットをつくろう」単元略案希望』と記入の上、送信してください。お申し込み受付後、追ってこちらから指定のメールアドレスに送信します。
なお、お申し込みは小学校、中学校の先生を対象とさせていただきます。
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