学校名

蒲郡市立形原小学校

授業者

原野 仁志

事例タイトル

のんほいマップをつくろう!! ~形原中学区合同校外学習に向けて~

使用したICT環境

コラボノートEX・Microsoft Teams

本時のねらい

本校特別支援学級は例年、中学校区内の小中学校特別支援学級合同で、校外学習に出かけている。昨年度は、のんほいパークに出かける予定であったが、コロナの影響で行くことができなかった。子どもたちは、「いつか行く時のために、自分たちだけののんほいマップを作っておきたい」という思いをもった。みんなで協力してマップ作りに取り組んだり、パークの方のアドバイスをもらってマップを修正したりする活動を通して、子どもたちに「人とかかわることは楽しい」「たくさん頭を使って考えることは楽しい」という思いをもたせたいと考えた。

本時の概要及びICT活用のポイント

  • のんほいパークが発行しているリーフレットのマップは、漢字が多く読み取ることが難しい。そこでコラボノートを使い、みんなで自分たちだけののんほいマップをつくることにした。
  • 教師が事前に用意した動物の画像をマップ上の適切な位置に配置していく。子どもたちだけでは動物の正確な位置が分からないため、のんほいパークの担当者とリモートでつながり、アドバイスをもらいながら作業を進めることで、正確なマップを作ることができた。

コラボノートEX活用のポイント

  • 特別支援学級において、様々な発達段階の子ども達が他の子と同じように課題に取り組むためには、ユニバーサルデザインの考えに基づく学習フィールドを用意していく必要がある。コラボノートでユニバーサルデザインの視点に基づくテンプレートを用意し、マップ作りの土台とすることで自分なりに学習に取り組むことができると考えた。
  • マップ作りを進めていくうちに、「どの動物をどこに配置すればよいのかわからない」「動物を置いた場所が合っているかどうかわからない」という声があがった。そこで、コラボノートの交流学習機能を使い、のんほいパークの担当者にマップ作りに参加していただいた。また、リモートで子どもたちとつながり、顔を見ながら直接アドバイスを送ってもらえるようにした。

1.コラボノートEXの画面

作業前のマップのテンプレート

 

完成したのんほいマップ

 

2.授業でのコラボノートEX活用の様子

子どもたちの反応と感想

  • マウスで動物の絵を動かすだけでいいから、簡単にやれたよ。
  • パークの方のおかげで良いマップができたよ。
  • このマップをいつか絶対使いたいな。

この実践の学習授業案について

この実践の詳しい内容を希望する先生にはメールの貼付ファイル(PDF)で送信いたします。「お問い合わせ」から、詳細内容に「特別支援学級:自立活動「のんほいマップをつくろう!! ~形原中学区合同校外学習に向けて~」学習授業案」と記入の上、送信してください。お申し込み受付後、追ってこちらから指定のメールアドレスに送信します。
なお、お申し込みは小学校、中学校の先生を対象とさせていただきます。

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