学校名
刈谷市立雁が音中学校
授業者
山本 真希
事例タイトル
より刈谷市の魅力が伝わるように、デザインをブラッシュアップしよう
使用したICT環境
コラボノートEX・Microsoft Teams
本時のねらい
仲間との関わり合いを通して、作品を客観的に捉え、よりよい表現を追求していく。
本時の概要
- アドバイス活動:モチーフやイメージが異なるグループ・似たグループなど、教師の意図するグループを組み、コラボノートEX上で付箋を活用して意見交流を行う。お互いの悩みを共有し、解決策を考え合ったり、よりよいデザインになるようにアドバイスし合ったりすることで、作品を客観的に捉え、よりよい表現を追求していくことができる。
- 自由鑑賞(適時):制作段階の節目に、共通理解を図りたいことや撮影したスケッチや作品をコラボノートEXやTeamsにアップし、各自のタイミングで適時見ることが可能な状態する。これによりクラス間だけでなく、学年間で自由に意見交流をしたり鑑賞したりすることが可能になり、表現の幅も広げることができる。
- 作品完成後の雁中マンホールカード(個人レポート)の作成:作品完成後に、雁中マンホールカードを作成して、自分の作品について振り返ったり、仲間のマンホールカードを鑑賞してお互いの作品のよさを味わったりすることができる。また、3月には雁中マンホールカードを地域にも発信し、自分たちのデザインが社会に役立つことを実感できるようにする。
コラボノートのポイント
- コラボノートEXの導入により、美術科において、クラス間だけでなく学年間で意見を交流したり、撮影したスケッチや作品を自由に鑑賞したりすることが容易になった。そのため、これまで以上に表現の幅を広げていけることが期待できる。また、作品の途中経過から完成までの過程を記録に残しておくことが可能となり、中学3年間の作品制作の振り返りに活用していきたい。
- デジタルとアナログを組み合わせた授業を行うことで、より深い学びにつなげることができる。
活動の様子
アイデアスケッチの段階でのアドバイス活動
作品完成後に制作した個人レポート
生徒たちの変容・反応(感想)
- コラボノートEXで付箋を使った意見交流では、仲間のページを自由に鑑賞できたので、誰がどんなデザインにどんなアドバイスをしているかを知ることができ、より考えを深めることができた。
- クラスの仲間だけでなく、学年の仲間のスケッチや作品を自分のタイミングで鑑賞することができたおかげで、今まで以上にたくさんの表現の工夫やよさを見つけて自分の制作に取り入れられた。
- 操作に慣れるまでは少し難しいと思ったけど、自由に付箋を貼ったり、きれいにレポートを作成したりすることができて面白いし、記録を積み上げていけるので今後も活用していきたい。
この実践の題材構想について
この実践の詳しい内容を希望する先生にはメールの貼付ファイル(PDF)で送信いたします。「お問い合わせ」から、詳細内容に「中1年:美術「わが町自慢(マン)ホール!(公共デザイン)~スクラッチボード制作~」題材構想希望」と記入の上、送信してください。お申し込み受付後、追ってこちらから指定のメールアドレスに送信します。
なお、お申し込みは小学校、中学校の先生を対象とさせていただきます。
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