学習の目標・ねらい
大阪府内の43市町村は、それぞれの地形や自然条件、土地利用等の地理環境によって、特徴的な産業や人々の営みがあることを、グループ新聞づくりを通して深く理解する。集めた情報の中から何を新聞内容としてどのように記載するのか、当該市町の広報担当者の視点で吟味し合う活動を大切にしたい。
本時の概要、もしくはICT活用のポイント:(授業で活用した機器、活用の工夫点など)
Google Earthや地図帳を併用しながら「能勢町」「東大阪市」「羽曳野市」「岬町」の4市町を選出した。各班の4名がそれぞれ一市町を担当して情報を収集する。URLや画像や記事をストックした後、エキスパートグループで新聞を作る。全体の掲載内容やそれに沿ったレイアウトをひな型をもとに話合う。
コラボノートEX活用のポイント
本学級は4人グループ×8編成。各グループで一人が一つの市町を詳しく調べるジグソー学習にした。本作品は、8班から一人ずつが参集したエキスパートグループによる新聞である。概ね1ページを4名で編集する形で、対話しながら進めた。授業時間外(家庭含む)の編集も認めた。編集時間を共有しない時間帯は、互いの記載内容に対してコメントを入れ合いながら進めていた。
学習の様子
子どもたちの反応と感想
- 同時に進められるので、無駄がないし、他のグループの進捗や内容を確認しながら進められるのが良かった。
- やり残した部分や、変更したい部分を授業以外の時間(家庭含む)でもできてよかった。
- 同じ新聞でも、人によってフォントの大きさや色がバラバラだったので、閲覧することで統一できてよかった。
- 協力して記事に合った画像を探したり、見栄えの良いタイトルやイラストを選んだりできたので楽しかった。
- 互いの新聞を見ることで、4つの市町についてよくわかったし、興味をもつことができた。また、図書室に掲示されて他の学年が見てくれていたのがうれしかった。
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※作品中の個人情報に抵触すると思われる箇所にはモザイク等の加工をしています。