2018年度コラボミュージアムCity作品づくりコンテスト開催に際しましては、たくさんのご応募をありがとうございました。審査の結果、以下の作品が入賞となりましたので、ここに発表いたします。
受賞作品
最優秀賞
- 静岡県 静岡市立清水庵原中学校(専門家と交流)
優秀賞(応募順)
- 京都府 京都市立桃陽総合支援学校
- 愛知県 岡崎市立六ツ美北部小学校(台北市立螢橋國民小學校と交流)
- 東京都 渋谷区立代々木山谷小学校
特別賞(応募順)
- 岩手県 二戸市立金田一小学校
- 徳島県 徳島市立新町学校(専門家と交流)
- 香川県 高松市立東植田小学校
- 東京都 渋谷区立上原小学校
- 東京都 渋谷区立代々木山谷小学校
おめでとうございました。
審査委員長 総評
審査委員長
甲南女子大学 村川 雅弘 教授
小学校では国語科や総合的な学習の時間、体育科、理科、算数科、道徳、特別活動等、中学校では技術・家庭科や総合的な学習の時間、社会科、美術と多様な教科や領域等での活用の様子が様々な作品を通して報告されている。コラボノートは様々な教科・領域での活用が可能である。改めて守備範囲の広さを実感できた。
最優秀賞の「イチゴの栽培 ~収穫したイチゴでXmasケーキをつくろう~」は中学校の教科指導における「社会に開かれた教育課程」を意識した取り組みである。多様な専門家ともコラボノートを共有することで継続的な支援を実現している。また、優秀賞の「「世界中の人と友達になろう」~台北市立螢橋國民小學校と協働学習を通して~」は国を越えた長期にわたる継続的な交流を実現するツールとなっている。同じく、優秀賞の「“こくぼくん”とみんなの観察日記 ~畑から始まる協働的な学び~ 」と「いつでもどこでもみんなで更新、みんなが発信!デジタル学級通信! 」は、院内学級5つの児童と繋いだり、学級経営という新たな領域で子ども同士や保護者に繋いだりするツールとなっている。いずれもコラボノートの「いつでも誰とでも交流できる」特長を活かし、多様な人との長期的かつ継続的な交流の実現に一役買っている。
今回、審査員から高い評価を得た作品は、いずれも取り組み自体が教育的に意義深いものであり、実践が緻密である。その上でコラボノートが上手く活かされている。実践の質の高さをコラボノートが引き立てている。
渋谷区立上原小学校は学校を挙げてコラボノート活用に取り組み、殆どの学年から7つの教科等で出品していただいた。この場を借りてお礼申し上げたい。次年度でも多くの出品を期待している。その際、授業でのコラボノート活用や作品作りのノウハウを、是非コラボノートを活用して蓄積し、その成果を全国の学校に作品として発信していただけたらと期待している。
過去の作品
- 第一回 「協働」実践コンテスト 受賞作品
- 第二回 「協働」実践コンテスト 受賞作品
- 第三回 「協働」実践コンテスト 受賞作品
- 第四回 コラボ実践コンテスト 受賞作品
- 第五回 コラボ実践コンテスト 受賞作品
- 第六回 コラボ実践コンテスト 受賞作品
- 2017年度 コラボミュージアムCity作品づくりコンテスト 受賞作品
コラボミュージアムCity作品づくりコンテストとは
目的とねらい
子どもたちの素晴らしい学びの成果を広くアピールしたい。
「コラボミュージアムCity」は全国の子どもたちが取り組んだ学びの成果を公開する場です。
このコンテストは、協働学習ソフトウェア(コラボノート)を活用した子どもたちの実際の取り組みや成果および支援のあり方を広く募り、受賞作品は全国に向けて発信することで、子どもたちの学びあいや学校間による協働学習の授業づくりのヒントにしてもらう先生主体のコンテストです。