学習の目標・ねらい
秋になると、植物は成長が止まったり、実が大きくなったりするなどの変化が起きることを理解する。
本時の概要
-
本時におけるICT 活用による学びの「しやすさ」として、以下の2 場面での活用を挙げる。1つ目は根拠のある予想や仮説を発想する段階で、タブレット端末上での思考ツールを使った書き込み・比較・分類の「しやすさ」をねらいとして活用していく。2つ目は学習で理解したことを表現する段階で、プログラミングデータの保存・管理の「しやすさ」をねらいとして活用していく。
具体的には、根拠のある予想や仮説を発想する段階で、コラボノートEXを利用して、はじめにベン図に夏と秋の樹木のようすの特徴を書き込み、共通点と相違点を分類してその変化を整理していく。次にベン図をもとに、ステップチャートを使って時系列にアニメーションの2体のスプライトの対話を時系列に書き込んでいく。対話は夏から秋へと季節が進んでいく中で、樹木にどのような変化があるのかを根拠のある予想や仮説を示しながら説明していく形式で作成する。
活用のポイント
- ベン図に季節による植物の変化で見つけたことを付箋に整理する活動を行った。実際の紙や写真で活動するのと同じように子供たちが直観的に操作することができ、資料全体が1枚の画面に収まるので、思考が途切れずに集中して取り組むことができていた。
- 手書き文字での入力にも対応しているので、タイピングが苦手な子供でも考えることに集中して活動することができていた。
学習の様子
子どもたちの変容・反応
- 本時はプログラミングでアニメーションを作成して学習成果を発表する授業だった。昨年までは紙の思考ツールに情報を整理したり、シナリオを書いたりして作品づくりをしていた。しかし、今年からコラボノートでアニメーションのシナリオをまとめることで、タブレットの画面1つで作業が完結することができ、スピーディーに活動できる子供が増えてきた。
- 紙に書くことが得意な子もいれば、タイピングが得意な子供もいる。いろいろな手法で学習活動に取組めることで、集中して授業に取組める子供が増えているように感じる。
この実践の指導案について
この実践の詳しい内容を希望する先生にはメールの添付ファイル(PDF)で送信いたします。「お問い合わせ」から、詳細内容に「小4年:理科「夏から秋」指導案希望」と記入の上、送信してください。お申し込み受付後、追ってこちらから指定のメールアドレスに送信します。
なお、お申し込みは小学校、中学校の先生を対象とさせていただきます。
お申し込みはこちらから。
※掲載されている文章、添付ファイル、画像等の無断転載を禁じます。
※作品中の個人情報に抵触すると思われる箇所にはモザイク等の加工をしています。