学習の目標・ねらい

ふるさとCMづくりを行うにあたって、単元導入時にコラボノート上で素材を集約することで、瞬時に分類整理ができ、テーマを絞り込むことができる。また、CM制作の作業工程を順序立てて考える際に、相違点を視覚的に把握しやすく、お互いの考えを聞いた上で、順序を入れ替えたり作業内容を追加したりすることが容易にできる。

活用のポイント

活用のポイントの一つ目は、『個々の考えを瞬時に共有・把握・整理できる点』です。まず、CM制作におけるテーマを設定する導入場面において、個人で付箋に入力する際には、他児童の付箋は非表示に設定することで、個人思考の充実を図りました。その間、授業者は電子黒板上で個々の考えを把握しながら付箋の整理を行い、グループ分けした内容の見出しを考える活動につなげることができ、短時間で共有・把握・整理までの学習活動を展開することができました。
活用のポイントの二つ目は、『編集・追加の容易さ』です。個々で考えたCM制作の作業工程を比較しながら、順序を入れ替えたり追加したりが容易にできて、CM制作のスライド作成へとつなげることができました。

学習の様子

子どもたちの反応と感想

  • CMを作るための作業工程を考えるときに、自分が考えた作業工程では足りなかった点を、他の人の工程の良いところを参考にして付け加えることができた。これからみんなをひきつけるようなCMを作っていきたい。
  • 今日は作業工程のシナリオ作成がだいたいできた。これからそれぞれの場面に必要な写真や動画を工夫して撮影していきたい。
  • 他の人のCM作品を見て、文字の色や大きさを工夫することで、見え方がずいぶん違うことが分かった。私の作品は、文字が多すぎるというアドバイスをもらったので、写真を大きくして、文字を少なくしたいと思った。

活用実践事例集について

この実践の詳しい内容は「コラボノートEX活用実践事例集(九州編)」でご覧ください。
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