学習の目標・ねらい
休校中に実施したテレビ会議での遠隔授業では、児童の学習の様子を把握することが困難でした。そこで、コラボノートEXで確認テスト(Googleフォームで作成)を実施して、児童の理解度を把握できるようにしました。
また、単元の最後には学習に関連した動画(NHK for School)を視聴させ、感想を共有させることで学習への理解を深められるようにしました。
活用のポイント
活用のポイントの一つ目は、自分のペースで学べるということです。学校での一斉指導の中では、周りのペースに合わせる必要があり、学習に苦手意識のある児童にとっては、最後まで取り組んだり、分かるまで何度も取り組んだりすることが困難になります。
コラボノートを活用し、児童がいつでも確認ができるようにすることで、自分の好きな時間に何度でも取り組むことができるようにしました。
動画視聴に関しても、止めながら視聴したり、複数回視聴したりすることで、1回では理解できないことも自分のペースで理解ができるようにしました。
二つ目は、共有です。動画を視聴し感想にまとめるだけでも学習になりますが、友達の感想を見ることで、自分の感想との比較をすることができ、新たな視点で考えることができます。
また、学習に苦手意識のある児童にとっては、友達の感想を参考にすることで、自信を持って感想を入力することができるようにしました。
学習の様子
子どもたちの反応と感想
- 100点をとるまで何回もテストを受けることができたので、たくさんチャレンジすることができました。
- 授業中だったら1回しか見ることができないけれど、(動画を)じっくり見ることができたのでたくさん感想を書くことができました。
- 友達の感想を見ると、自分が書いていないこともたくさん書いてありました。今度は、たくさんの考えや感想を書きたいです。
活用実践事例集について
この実践の詳しい内容は「コラボノートEX活用実践事例集(九州編)」でご覧ください。
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